海を見る。 魚を知る。 たくさん生きている。

千の魚が生きる
熱海の海と、
私たち

熱海の海は1500種類もの魚がとれる、日本屈指の豊かな海です。

この海にはいろんな魚や生き物がいるけれど、私たちが見ているのはごく一部。海の良さも、問題も、知らないことはたくさんあります。

「知らない」を「知ってる」へ、「知ってる」を何かしらの行動へ。

私たちは、その変化を目指し、この豊かな海を拠点(ベース)に、プロジェクトや商品を通して海とつながる機会を提案をしています。

ここを土台(ベース)に一人ひとりが考え、行動し、多様な取り組みが積み重なっていく。そんな場や機会を作っていきます。

Our Action

PLAY

PRODUCT

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Question

Q

なんで熱海の海は
豊かなの?

深い海と山の恵みが
多様な生物を育む。

熱海の海は、熱海の沖合いに位置する「初島」のすぐ沖で水深1000mとなり、相模トラフの深海へとつながっています。深い海、複雑な海底地形、多様な温度・水質の海流。さらには、周囲の山々から川を伝ってたくさんの栄養が運ばれてくるなどの環境条件から、魚の餌となる小さなプランクトンや海藻が豊富で、魚をはじめ生物が多数生息する、日本屈指の生物多様性を持つ豊かな海が生まれました。
多種多様な魚がいるというのは、それら魚を支える生物も多数存在する、栄養いっぱいの海ということなんです。

Q

未活用魚ってなに?

市場に出ない
理由はさまざま。

大きすぎる、小さすぎるといった規格外のサイズであったり、少し傷がついてしまったり、水揚げされた量が少なかったなどの理由から、市場価格がつきづらく一般流通しない魚のこと。世界のほとんどの地域では、魚の損失や廃棄は30〜35%(※1)という報告もあります。アジ、サバ、カマスなど私たちがよく知る魚が「未活用魚」になることもあります。
※1:食糧農業機関(FAO)が公表した「2020年 世界漁業・養殖業白書」より

Q

熱海の人も、熱海の
海のことを知らない?

近くに住んでいても
知らないことはたくさん。

熱海でとれる魚をどれくらい知っていますか?という質問に「0〜5種類未満」と答えた人が半数以上。「10種類未満」が90%を占めました。熱海で生活、仕事をしている人でも、どんな魚が獲れるのかをあまり知らないのがわかっています。みなさんのお住まいの海では、どんな魚がとれますか?
熱海千魚ベースプロジェクト独自調査(2022年実施)